HTML Conv-J

テキストファイルをドラッグ&ドロップすると,HTML文書に変換します。また,ダブルクリックで起動すると,クリップボードの中のテキストデータをHTMLに変換します。
タブで区切られた表データを含む場合,Tableタグを用いた表に変換します。HTMLのひな形を利用して,出力されるHTMLをカスタマイズすることもできます。

簡単な操作で高速変換

テキストファイルをドラッグ&ドロップすると,その中の改行コードを<BR>に変換し,<HTML><HEAD>などのタグを付加し,拡張子.htmlを付けて,元のファイルと同じフォルダの中に出力します。この際に,本文中の<や>などの文字を実体参照である&lt;や&gt;に変換することもできます(変換しないようにすることも可能です)。
ドラッグ&ドロップによる操作では一切のダイアログを表示しないので,複数の大量のテキストファイルを同時に変換することができます。フォルダをするとドラッグ&ドロップその中のすべてのテキストファイルを処理します。他のAppleScriptと連携させて自動処理をさせることもできます。
ダブルクリックで起動すると,初期設定ボタンで各種の設定が変更できます。また,クリップボードの中のテキストをHTMLに変換することができます。

HTMLひな形のサポート

このスクリプトはひな形HTMLをサポートしています。ひな形をテキストエディタで編集することにより,出力するHTMLを高度にカスタマイズし,あなたがお使いの他のページとページレイアウトを揃えることができます。画像やナビゲーションリンクを含むページも自動的に出力することができます。
バージョン1.51からは,HTMLひな形を変換する書類と同じフォルダに置くことができるようになったので,複数のHTMLひな形を使い分けることができるようになりました。

HTML Conv Objectのサポート

このスクリプトはHTML出力のエンジンとしてスクリプト共有ライブラリHTML Conv Objectを使用しています。これによりスクリプトアプリケーション本体を変更することなくHTML Conv Objectのアップデートのみで出力するHTMLを最新のものにすることができます。このスクリプトはHTML Conv Objectの次のような機能を利用することができます。

HTML Conv Objectについての詳しい情報は以下のページを参照して下さい。

Text2Table

Text2Tableは,表計算ソフトなどからコピーしたタブ区切りテキスト(TSV形式)またはコンマ区切りテキスト(CSV形式)の表データをHTMLのTableタグに変換するソフトウエアです。元データを変換後のタグの一部にコメントとして含めることができるので,データを再編集する際に便利です。このソフトウエアはHTML Conv-Jにおまけとして付属します。

バナーについて

このソフトウエアはフリーウエアです。このソフトウエアを使用してホームページを作成した場合,下のバナーをそのページに張って頂ければ幸いです(必須ではありません)。また,バナーからはこのページにリンクをお張り下さい。


動作条件

必要条件
以下のファイルは必須ではありませんが,環境やバージョン,利用する機能により,必要なことがあります。 共有ライブラリはスクリプト本体と同じフォルダに入れることができます。必要なライブラリのみを手軽にインストールすることができるネットワークインストーラが付属します。
このソフトウエアはすべての環境において完全に動作することを保証するものではありません。このソフトウエアを使用したことによるいかなる結果についても作者は責任を負いませんので,ご自分の責任において使用して下さい。

Classic版,CFM Carbon版,Mach-O Carbon版の動作環境については動作環境についてを参照してください。

HTML変換

このソフトウエアの開発にあたって,許可を頂いた上で井上圭司様の「HTML変換」のHTML変換ルーチンを使用させていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
「HTML変換」はHTML Conv-Jとほぼ同じルーチンを持ちますが,操作性やインターフェースが異なっています。こちらもぜひお試し下さい。


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